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【八式創作工具】

付属の強力M台を使って

厚さ 3ミリのフラットバーを曲げる。
(強力M台とはこちら)

 板金工作と言うと、金属板を色々折り曲げる事を考えますが、今回は板状では無くて、フラットバー(平鉄)の折り曲げを「強力M台」を使って直角に曲げてみたいと思います。

 バーナーとかで加熱してやれば簡単なんですが、厚さ 3ミリまでの鉄なら常温でも曲がります、しかし「飛び跳ね」には十分ご注意ください。

                 
 これが 3×19ミリのフラットバー(鉄の平鉄)を 90度に曲げ終わった物です、直角の角にご注目下さい、この手の工作は「万力」に挟んで曲げることも出来ますが、思い通りの所から曲げるにはかなりの熟練が必要です、その点この「強力M台」を使えば簡単に正確な位置から曲げることが出来ます。

                 
 まず@は「金敷」の大きなものです、この手の工作には土台がしっかりしていないと出来ません、金敷が無い場合は「コンクリートブロック」や煉瓦の硬い奴とかの上でやります、Aは「強力M台」、Bが曲げたい平鉄、Cは「平タガネ」が見つからなかったので、別の平鉄の先端をちょっと削って「平タガネもどき」にした物です。

 Dは金槌、試しなので使ってみましたが、全然ダメでした、かわりに「手ハンマー」(6ポンド?)を使いました、手ハンマーで引っ叩きますと、バランスが悪いと加工物がどこかに【吹っ飛んで】行くことがありますのでご注意ください。(とても危険です)

               
 黒矢印が手ハンマーです、強力M台の隙間は 10ミリにしています、私は慣れているので 2回ぐらいでこのぐらい曲がります、普通はまぁ 5回ぐらいでしょうか、常温でこのぐらいの厚さと幅ならこんな物でしょう。

             
 赤矢印が今回曲げた物です、黒矢印はスコヤです、きれいに直角っぽく曲がっているでしょう、万力ではこうは行きません。(もっとも万力でも修正すればきれいに直角になりますが)

 ベンダーと折り曲げ機の違いというか、よくわからないので「板金折り曲げ」と称しました。(外国語と日本語の違い?)(笑)









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